【ワールドカップ2026】7月6日の試合結果速報|イングランドが10人でメキシコ撃破、ノルウェーはハーランド2発でブラジルに歴史的勝利
FIFAワールドカップ2026の決勝トーナメント・ラウンド16が佳境を迎えています。7月6日(日本時間)に行われた2試合では、イングランドがアステカ・スタジアムでメキシコを3-2で下し、ノルウェーがエルリング・ハーランドの後半2ゴールでブラジルを2-1で破る大波乱が起きました。
この記事では、両試合のスコア・得点者・スタッツなどの詳細結果に加え、戦術的な分析や選手のパフォーマンス評価、準々決勝の展望、そして翌日7月7日の注目カードまでを網羅的にお届けします。初めてワールドカップを観る方にも分かりやすく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
7月6日のワールドカップ2026 ラウンド16 試合結果一覧
まず結論からお伝えします。7月6日に行われたラウンド16の2試合の結果は以下のとおりです。
| 試合 | 結果 | 得点者 (時間) |
|---|---|---|
| ノルウェー vs ブラジル | 2–1 | ノルウェー:ハーランド(79′、90′)
ブラジル:ネイマール(90+10′ PK) |
| メキシコ vs イングランド | 2–3 | メキシコ:キノネス(37′)、ジメネス(72′ PK)
イングランド:ベリンガム(31′、33′)、ケイン(60′ PK) |
この結果により、ノルウェーとイングランドがベスト8に進出しました。両チームは7月12日(日本時間)にマイアミで行われる準々決勝で激突します。
ラウンド16とは、グループステージを突破した32チームのうち上位16チームが戦うノックアウト方式のトーナメントです。負ければ即敗退となるため、各試合とも緊迫した展開になります。
【詳報】ノルウェー 2-1 ブラジル|ハーランドが後半に2ゴール、W杯初のベスト8
試合の流れ
ノルウェー対ブラジルは、前半こそ両チームともに慎重な戦い方で得点が生まれませんでしたが、後半に入ってノルウェーが試合の主導権を完全に握りました。
ブラジルは前半にPKのチャンスを得ましたが、ネイマールのキックはノルウェーGKオルヤン・ニュイランドに阻まれます。このPKストップが試合の大きなターニングポイントとなりました。
後半に入ると、ノルウェーはボール支配率約66%(推定)と試合を支配します。ブラジルが守備的な布陣を敷いて引く中、ノルウェーはサイドを起点にしたビルドアップで何度もチャンスを作りました。
そして79分、決定的な瞬間が訪れます。右サイドからアンドレアス・シェルデルップのクロスが上がり、ハーランドがダイビングヘッドで合わせてネットを揺らしました。待望の先制点です。
さらに90分、ハーランドがペナルティエリア外からの低い弾道のシュートを突き刺し、2-0として試合を決定づけました。
ブラジルはアディショナルタイムにネイマールがPKで1点を返しましたが、反撃はそこまで。ノルウェーが2-1で勝利し、同国史上初となるワールドカップベスト8進出を果たしました。
主要スタッツ
| スタッツ項目 | ブラジル | ノルウェー |
|---|---|---|
| ボール支配率 | 66.4% | 33.6% |
| シュート数 (枠内) | 12本 (4本) | 10本 (3本) |
| パス成功数 | 618本 | 279本 |
| パス成功率 | 90.7% | 84.3% |
| 空中戦勝率 | 26.7% | 73.3% |
この数字からも分かるとおり、ノルウェーが後半を中心に圧倒的にゲームをコントロールしていました。ブラジルはシュート数では上回ったものの、多くが枠外で、決定力に課題を残す結果となっています。
注目選手:エルリング・ハーランド
マンチェスター・シティ所属のストライカー、エルリング・ハーランドはこの試合で2ゴールを挙げ、今大会の通算得点を7ゴールに伸ばしました。これはリオネル・メッシ、キリアン・エムバペと並んで大会得点王争いのトップタイです。
ハーランドの得点パターンはヘディングとミドルシュートという異なるタイプの2得点で、その万能性を改めて示しました。196cmの長身を活かした空中戦の強さと、両足での正確なシュートを持ち合わせるハーランドは、今大会でも最も危険なストライカーの一人です。
ブラジルの敗因
五輪王者ブラジルの早期敗退には、いくつかの要因が挙げられます。
まず、前半のPK失敗が大きな痛手でした。先制のチャンスを逃したことで、試合の流れがノルウェーに傾きました。
次に、守備的すぎた戦術が裏目に出ました。後半はブラジルのボール保持率がわずか34%にまで落ち込み、自ら攻撃のリズムを失ってしまいました。
また、攻撃陣の連携不足も目立ちました。シュート12本を放ちながら枠内はわずか4本と、決定機を仕留める精度に欠けていました。
この結果、ブラジルは5大会連続でベスト8進出を逃すという屈辱的な結末となりました。
【詳報】メキシコ 2-3 イングランド|ベリンガム2発、10人のイングランドがアステカで勝利
試合の舞台:伝説のアステカ・スタジアム
この試合は、メキシコシティにある「サンタ・ウルスラの巨人」の異名を持つエスタディオ・アステカで行われました。標高約2,241mに位置するこのスタジアムは、1970年と1986年のワールドカップ決勝の舞台となった伝説的な会場です。
1986年にはディエゴ・マラドーナが「神の手」と「5人抜き」という2つの歴史的ゴールをイングランド戦で決めた場所でもあります。今大会では、史上初の3大会でのワールドカップ開催会場となっており、まさにサッカーの聖地と呼べる場所です。
なお、この試合は悪天候の影響で約1時間キックオフが遅れるというハプニングもありました。
試合の流れ
前半、イングランドが鮮やかな攻撃で試合を動かします。
31分、右サイドからのクロスにジュード・ベリンガムがダイビングヘッドで飛び込み、先制点を奪いました。わずか2分後の33分、今度は右サイドの突破から再びベリンガムがゴールを決め、わずか95秒間での2得点でイングランドが2-0とリードを広げます。
しかしメキシコもすぐさま反撃。37分にフリーキックのこぼれ球をフリアン・キノネスがボレーシュートで叩き込み、2-1として前半を折り返します。ホームの大観衆が一気に息を吹き返した瞬間でした。
後半に入ると、54分にイングランドのジャレル・クワンザが一発退場となり、10人での戦いを強いられます。しかし数的不利をものともせず、60分にアンソニー・ゴードンがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。ハリー・ケインが冷静に沈めて3-1としました。
72分にはケインが自陣でのクリアミスからPKを献上してしまい、ラウール・ジメネスに決められて3-2と1点差に。残り20分弱、メキシコの猛攻を10人のイングランドが必死に耐えるという壮絶な展開となりましたが、最終的にイングランドが逃げ切りに成功しました。
主要スタッツ
・ボール保持率:メキシコ66.8% vs イングランド33.2%
・シュート数:メキシコ20本(枠内5本)vs イングランド6本(枠内5本)
・パス成功率:メキシコ92.3% vs イングランド79.9%
・ファウル数:メキシコ14回(イエロー2枚)vs イングランド7回(イエロー4枚、レッド1枚)
| イングランドの守備スタッツ | 記録 | 備考 |
|---|---|---|
| ボール保持率 | 33.2% |
1966年以降のW杯で同国最低記録 |
| クリア回数 | 48回 |
1990年ベルギー戦(54回)に次ぐ多さ |
| シュート数 (被シュート) | 6本 (20本) |
枠内シュートは共に5本 |
| パス成功数 | 195本 (試行244) |
メキシコは420本成功 |
スタッツを見ると、メキシコが圧倒的にボールを支配していたことが分かります。シュート数は20本対6本と大差がつきましたが、イングランドは少ないチャンスを確実に決めました。枠内シュート数が5本対5本と同数であることが、イングランドの決定力の高さを物語っています。
注目選手:ジュード・ベリンガム
レアル・マドリード所属のMFジュード・ベリンガムは、この試合で2ゴールを決めてイングランドの攻撃を牽引しました。今大会の通算成績は5試合出場で4ゴール1アシストです。
ベリンガムの強みは、中盤の選手でありながら得点力が非常に高いことです。ダイビングヘッドでの先制点は、ゴール前への飛び出しのタイミングとボールへの執着心を象徴するプレーでした。
22歳にしてEURO2020、2022年ワールドカップ、EURO2024、2026年ワールドカップと4つの主要国際大会に出場しており、「ビッグゲームに強い選手」としての評価を確固たるものにしています。
メキシコの奮闘と敗退
開催国の一つであるメキシコは、2026年大会でグループステージを突破し、約40年ぶりのベスト16進出を実現していました。この試合でも地元サポーターの熱狂的な後押しを受け、積極的な攻撃サッカーを展開しました。
ボール保持率66.8%、シュート数20本という数字が示すように、メキシコは試合の大部分で主導権を握っていました。特にGKランヘルの好セーブが光り、前線ではキノネスが仕掛け続けるなど、チーム全体が全力で戦い抜きました。
しかし、イングランドの効率的なカウンターアタックとGKの好守の前に、20本のシュートをゴールに結びつけることができませんでした。メキシコにとってアステカでの黒星は2013年以来という歴史的な結果でもありました。
チーム別の今後の展望と準々決勝プレビュー
イングランド:3大会連続ベスト8、次はノルウェー戦
イングランドは2018年ロシア大会、2022年カタール大会に続き、3大会連続でのベスト8入りを果たしました。今大会のイングランドの特徴は「堅守速攻」のバランスにあります。
ボール保持率で劣っても守備陣がしっかりとブロックを形成し、カウンターアタックで少ないチャンスを確実に仕留める戦い方は、トーナメントを勝ち上がるチームの典型的なスタイルです。
クワンザの退場で10人になっても崩れなかった守備力と、ベリンガムやケインといったワールドクラスの攻撃陣を擁するイングランドは、今大会でも優勝候補の一角と言えるでしょう。
次戦の準々決勝では、7月12日(日本時間6:00)にマイアミでノルウェーと対戦します。
ノルウェー:史上初のベスト8、ハーランドの爆発力が鍵
ノルウェーは今大会で国の歴史を塗り替える快進撃を続けています。ワールドカップで初のベスト8進出という偉業を達成しました。
守備的な中盤からサイドを起点に攻撃を組み立て、終盤に一気に勝負を決めるという戦い方は、ブラジル戦で完璧にはまりました。守護神ニュイランドの安定した守備も大きな武器です。
今大会7ゴールのハーランドが準々決勝でも爆発すれば、イングランド相手でも十分に勝機はあります。ただし、イングランドの組織的な守備をどう攻略するかが最大の課題となるでしょう。
メキシコ:開催国の誇りを胸に大会を去る
メキシコは開催国として約40年ぶりのベスト16進出を果たし、アステカ・スタジアムで最後まで戦い抜きました。
結果こそベスト16での敗退となりましたが、イングランド相手に真っ向勝負を挑み、スタッツでは圧倒するなど、メキシコサッカーの可能性を世界に示しました。今後は若手選手を中心とした世代交代を進め、次の目標に向けて再建を図ることになります。
ブラジル:5大会連続でベスト8逃す、再建が急務
ブラジルは2010年南アフリカ大会以来、5大会連続でベスト8に進出できないという厳しい結果に終わりました。
ネイマールがPKで1ゴールを挙げたものの、前半のPK失敗やチーム全体の攻撃連携の不足が響きました。「王国」と呼ばれるブラジルサッカーにとって、戦術の抜本的な見直しが急務となっています。
【ゴールデンブート争い】2026年W杯得点ランキング最新情報
7月6日時点でのワールドカップ2026得点王争い(ゴールデンブート)の上位選手は以下のとおりです。
・7ゴール:エルリング・ハーランド(ノルウェー)、リオネル・メッシ(アルゼンチン)、キリアン・エムバペ(フランス)
・6ゴール:ハリー・ケイン(イングランド)
ハーランドはブラジル戦の2ゴールでメッシ、エムバペと並んでトップに浮上しました。ケインもメキシコ戦のPKゴールで6ゴールとし、準々決勝での逆転トップを狙います。
得点王争いは準々決勝以降も激化が予想され、ハーランドとケインが直接対決するイングランド対ノルウェー戦は得点王レースの行方を左右する重要な一戦となります。
今後の注目カード|ラウンド16残り3試合のプレビュー
明日以降もラウンド16の残り試合が行われます。注目の3試合を紹介します。
アルゼンチン vs エジプト(@アトランタ)
前回大会優勝のアルゼンチンは、リオネル・メッシを擁する南米王者として大会屈指の実力を持つチームです。対するエジプトはモハメド・サラーを軸とした守備的な布陣からカウンターを狙う戦い方が予想されます。
メッシにとっては38歳で迎える最後のワールドカップとなる可能性が高く、一戦一戦に懸ける思いは強いでしょう。総合力ではアルゼンチンが優位と見られます。
アメリカ vs ベルギー(@シアトル)
開催国アメリカはバロガンら若手とベテランが融合したチームで、地元の大声援を受けてトーナメントに挑みます。ベルギーはロメル・ルカクやケヴィン・デ・ブライネといった経験豊富な攻撃陣が武器です。
注目ポイントはアメリカのカウンターアタック対ベルギーのポゼッションサッカーという構図です。ホームアドバンテージを活かしてアメリカがどこまで戦えるか、大きな見どころとなるでしょう。
スイス vs コロンビア(@バンクーバー)
堅守が持ち味のスイスと、ハメス・ロドリゲスやルイス・ディアスといった攻撃的なタレントを擁するコロンビアの対戦です。
両チームとも守備の安定感に定評があるため、ロースコアの接戦が予想されます。一つのセットプレーやカウンターが勝敗を分ける可能性が高い試合です。
よくある質問
Q. ワールドカップ2026のラウンド16とは何ですか?
ワールドカップ2026のラウンド16は、決勝トーナメントの最初のステージです。グループステージを突破した32チーム(48チーム中)がトーナメント方式で戦い、負けたチームは大会から敗退します。勝利した16チームがベスト8(準々決勝)に進出します。
Q. イングランド対メキシコのスコアと得点者は?
イングランド3-2メキシコです。イングランドの得点者はジュード・ベリンガム(31分、33分)とハリー・ケイン(60分、PK)。メキシコの得点者はフリアン・キノネス(37分)とラウール・ジメネス(72分、PK)です。イングランドは54分にクワンザが退場し、10人で戦いながらも勝利しました。
Q. ノルウェー対ブラジルの試合で何が起きましたか?
ノルウェーが2-1でブラジルに勝利する大波乱が起きました。前半は0-0で折り返し、後半79分と90分にエルリング・ハーランドが2ゴールを決めました。ブラジルはアディショナルタイムにネイマールのPKで1点を返しましたが及ばず、ノルウェーが史上初のワールドカップベスト8進出を果たしました。
Q. 2026年ワールドカップの得点王争いはどうなっていますか?
7月6日時点で、エルリング・ハーランド(ノルウェー)、リオネル・メッシ(アルゼンチン)、キリアン・エムバペ(フランス)が7ゴールで首位タイです。ハリー・ケイン(イングランド)が6ゴールで追っています。準々決勝以降のゴールデンブート争いはさらに激化すると予想されます。
Q. イングランド対ノルウェーの準々決勝はいつですか?
イングランド対ノルウェーの準々決勝は、7月12日(日本時間6:00)にアメリカ・マイアミのスタジアムで開催予定です。堅守速攻のイングランドと、ハーランドの決定力を武器に快進撃を続けるノルウェーの激突は、今大会屈指の好カードとなるでしょう。
まとめ
2026年FIFAワールドカップの7月6日は、決勝トーナメント・ラウンド16の2試合が行われ、両試合とも劇的な展開となりました。
イングランドは伝説のアステカ・スタジアムでメキシコを3-2で撃破。ジュード・ベリンガムの95秒間での2ゴールという離れ業を見せ、54分にクワンザが退場して10人になってからも粘り強く戦い抜きました。3大会連続のベスト8入りで、優勝候補としての底力を示しています。
ノルウェーはエルリング・ハーランドの後半2ゴールで五輪王者ブラジルを2-1で破り、同国史上初のワールドカップベスト8進出という歴史的快挙を達成しました。ハーランドは大会通算7ゴールでゴールデンブート争いのトップに並んでいます。
両チームは7月12日の準々決勝で直接対決します。得点王レースでも注目のハーランドとケインが激突するこの一戦は、大会最大の見どころの一つとなるでしょう。
7月7日にはアルゼンチン対エジプト、アメリカ対ベルギー、スイス対コロンビアと注目カードが控えています。ワールドカップの熱戦はまだまだ続きます。
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