サッカー「ホットライン」完全解説

Hotline Analysis

サッカー用語「ホットライン」完全解剖

ホットラインとは？

サッカーにおける「ホットライン」とは、単なるパス交換ではありません。それは、「特定の2人の選手間にだけ存在する直通電話（Hotline）」のような、特別な連携関係を指します。お互いを見なくても意思が通じ合い、阿吽の呼吸でゴールを生み出す「必勝パターン」です。

パサーそこに出せば走っている

直通回線

TRUST CONNECTED

レシーバー走ればそこに来る

通常の連携とホットラインの違いをタップして比較してください。

通常: ボールを見てから動く

タップでホットラインの効果を見る

通常: 予測して守備が可能

タップでホットラインの効果を見る

通常: 状況を見てパスを出す

タップでホットラインの効果を見る

通常: 多少のズレが生じる

タップでホットラインの効果を見る

ホットラインの威力は数字が証明しています。ここでは、プレミアリーグの歴史を塗り替えた最強のコンビと、日本の記憶に残る名コンビを紹介します。

トッテナムの「ソン・フンミン」と「ハリー・ケイン」は、長年破られなかったコンビ得点記録を更新しました。

※プレミアリーグ通算コンビ得点数（比較：ランパード＆ドログバ）

ジュビロ磐田黄金期
名波が持てば中山が走る。Jリーグの歴史に刻まれた、阿吽の呼吸の元祖とも言える関係。

川崎フロンターレ
「憲剛さんが持ったら走れば来る」。理屈を超えた信頼関係が得点を量産した現代の好例。

似ているようで微妙に違うこの2つの言葉。解説者がどちらを使っているかで、その意味合い（人間関係の話なのか、戦術的なパスルートの話なのか）が変わります。