少年サッカーで
縦パスが入らないときの直し方
出し手に「もっと強く」「勇気を持って」と求めるだけでは変わりません。見るべきは、受け手へ届く道、両者が重なる瞬間、受けた後の出口です。
縦パスは、受け手が相手の背後から姿を見せ、出し手が蹴れる瞬間に道が開き、受けた後の出口まで用意されて初めて使えます。ライン間の決められた場所に立ち続けることが答えではありません。
相手、味方、ボールが動くたびに立ち位置を変え、前を向けるならターンし、相手を背負うなら落とし、パスが来なければ味方の通路を作る。本記事では、この連続した判断を8人制の具体例と4つの練習へ落とし込みます。
練習の人数・距離・時間、年代区分、得点ルールは指導提案です。選手の発達、技術、人数、会場、安全管理、所属チームの方針に合わせて調整してください。
- 縦パスが入らないときは「道・瞬間・出口」を順に見る
- 「場所」ではなく、相手との関係で動き続ける空間
- 同じパスカットでも、直す場所は違う
- 背後の圧力で、出口を選び分ける
- 受ける前・瞬間・受けた後を一つのプレーにする
- 中央・外・背後を同時に見せる4場面
- 用語より、見る対象と選択肢を段階的に増やす
- 相手の影から出る関係を、8対8の判断へつなぐ
- 難しすぎるときは、この順で一つずつ変える
- 80分で「見える」から試合の判断まで
- 答えを叫ぶより、原因を一つだけ再現する
- 形だけ速く見せても、判断は育たない
- 縦パス成功数より、判断が残した前進を見る
- 「もっともらいなさい」より、ボールが来る前の行動を見つける
- パスを入れることではなく、相手を動かしてゴールへ近づく
- ライン間と縦パスでよくある質問
- 受ける前・落とした後・周囲の支えを深める
- 出典・位置づけ・画像
縦パスが入らないときは「道・瞬間・出口」を順に見る
成功を「縦パスが通ったか」だけで評価せず、その前後まで戻って観察します。
道
出し手と受け手の間に、相手の足が届かないパスコースがあるか。
相手の影から外れている?瞬間
出し手が前を向いた時機と、受け手が相手から外れた時機が重なったか。
今、本当に蹴れる状態?出口
受け手がターン、落とし、横、前方へのパスを選べるか。
二方向の助けがある?パスが来なくても成功はあります。 受け手がライン間へ入り、相手MFを中央へ引きつけた結果としてサイドが空けば、チームの前進を助けています。ボールに触れた回数だけで、良い動きを消さないでください。
「場所」ではなく、相手との関係で動き続ける空間
少年サッカーでは守備の列が崩れやすく、地面の一点を覚えるだけでは対応できません。
ライン間とは、相手が作る守備の列と列の間です。ただし8人制では、一人がボールへ寄せただけで列が斜めになり、間隔も急に変わります。「ここがライン間」と固定するより、相手の前と後ろの選手の両方から届きにくい場所を探す方が実戦的です。
二人の相手の間に立っていても、出し手から見て手前の相手と一直線なら、受け手は相手の影に隠れています。横へ半歩から数歩ずれ、出し手から自分の足元まで線が引ける位置を作ります。
ずれ幅は固定しません。相手の身体の向き、足の長さ、寄せる速さ、パスの距離で変わります。「1m右」と答えを与えるより、「今、味方から君の両足は見える?」と問いかけます。
ボールが右から中央へ動けば、相手も動きます。ライン間で受ける技術とは、良い場所を一度見つける力ではなく、ボールの移動に合わせて良い関係を作り直す力です。
相手の影に「隠れる」→ 横へずれて「見える」
同じパスカットでも、直す場所は違う
蹴った瞬間だけでなく、受け手がどこから動き、出し手が前を向けたかまで戻ります。
| 起きていること | 主な原因 | 最初の修正 | 声かけ例 |
|---|---|---|---|
| 起きていること受け手へ何度も届かない | 主な原因手前の相手と一直線で、パスコース上にいる | 最初の修正相手の肩の外へ半歩ずれ、足が見える位置を探す | 声かけ「味方から君の足は見えている?」 |
| 起きていること空いていたのに、出す頃には消される | 主な原因早く入りすぎて止まり、相手に捕まった | 最初の修正いったん離れ、ボール移動中に入り直す | 声かけ「最初からいる? 後から現れる?」 |
| 起きていること出し手が横や後ろへ戻す | 主な原因圧力で前を見る時間と身体の向きがない | 最初の修正落とし先を作り、別の出し手から次を狙う | 声かけ「今の味方は前へ蹴れそう?」 |
| 起きていること通るが、受け手がすぐ奪われる | 主な原因背後を見ず、前を向く選択しかない | 最初の修正受ける前に後方を確認し、ターンと落としを選ぶ | 声かけ「後ろが近いなら出口はどこ?」 |
| 起きていること中央の選手が同じ高さに並ぶ | 主な原因受けたい気持ちが重なり、一人の相手に消される | 最初の修正一人は手前、一人は間、一人は背後へ | 声かけ「近く・間・奥を誰が作る?」 |
| 起きていることパスが相手の足に当たる | 主な原因道が狭い、弱い、または出す前に置き直す | 最初の修正判断とキックを分け、必要な速さを確認する | 声かけ「道は良かった。届く速さは?」 |
| 起きていることライン間へ入ると味方同士が近すぎる | 主な原因全員がボールへ寄り、幅と背後が消える | 最初の修正受けない選手が外幅か最終ライン背後を取る | 声かけ「誰が外と奥を残す?」 |
前方を見られ、蹴り足を振れ、途中へ相手が入れないのに選ばなかったか。
身体が自陣ゴール向き、ボールを守るだけで精いっぱい、相手が正面にいる状態ではないか。
受け手の前・横・後ろに少なくとも二方向の助けがあったか。奪われた責任を一人へ集めない。
背後の圧力で、出口を選び分ける
ボタンを切り替えると、受け手が見る情報と次の行動を確認できます。
背後が離れているなら、前を向く
半身で準備し、相手から遠い足で次のプレーを一歩で行える場所へ触れます。大きすぎるタッチにも、足元へ止めすぎるタッチにも注意します。
見るもの:背後の距離・前方の空間・次のDF
受ける前・瞬間・受けた後を一つのプレーにする
受け手だけでなく、出し手が運ぶ動作と周囲の出口まで含めて整えます。
出し手から見える位置を作る
相手の真後ろから必要なだけ横へずれ、足元まで通る線を作ります。出し手が横へ運び、角度を変える解決も同時に使います。
問い:「今、味方から両足が見える?」
一度外して入り直す
長く立つと相手に管理されます。ボールが出し手へ移る間、相手の視線がボールへ向いた二、三歩で背後へ入り直します。
問い:「ずっと空く? 後から現れる?」
出し手が蹴れる状態かを見る
前向き、ボールが収まる、相手との距離があるなら合図。横向きや圧力下なら、寄って助けるか、離れて次の道を空けます。
問い:「今、味方は前へ蹴れそう?」
受ける前に背後を確認する
見る対象は回数ではなく、最も近い相手、前方の味方、逃げられる側です。詳しくは受ける前に見られない原因と練習4選で整理しています。
問い:「後ろは近い? 次はどこ?」
ターンと落としを同じ価値で持つ
密着されているなら、無理なターンより落としで別の選手を前向きにします。3人目の動きへつなげる判断も評価します。
問い:「自分が無理でも、誰を前向きにできる?」
受けた後の二つの出口を作る
前を向けなければ落とせる、中央が閉じれば外へ逃がせる。周囲の味方が距離と角度を変えます。基本はサポートの距離・角度・タイミングも参考になります。
問い:「前が無理なら、二つ目の出口は?」
中央・外・背後を同時に見せる4場面
配置は場面を共有する例です。選手の動きをフォーメーションの点へ固定するものではありません。
中央DF → 中央MF|相手FWの影から出る
中央DFが前を向き、相手FWの横へ運びます。中央MFは相手FWと相手MFの間へ入り、相手FWの背中から少し横へずれます。
出口:相手MFが出なければターン。背後から寄せれば中央DFへ落とし、左右DFが前向きで次を狙います。左右MFの一人は幅を保ちます。
右DF → 中央MF|斜め前の道を作る
右DFへ外側から相手が寄せるとき、中央MFは真横へ近づかず、相手中央選手の肩の外へずれて斜め前の線を作ります。
同時に:右MFはタッチライン際で幅、FWは最終ライン背後。中央・外・奥の三つがあると、相手一人では全部を守れません。
右MFが内側へ|中央MFは同じ高さを外す
右MFがライン間へ入るとき、中央MFまで残ると密集します。中央MFは手前へ下がる、左へ移る、相手を連れて外れるなどで空間を譲ります。
学ぶ関係:決められたポジション交換ではなく、「味方が近くへ入ったら、同じ高さを避け、別の出口を作る」です。
FWが下りる|中央MFが背後へ出る
FWがDFとMFの間へ下り、相手DFが前へついてきた瞬間、中央MFかサイドMFが空いた背後へ走ります。
二つの成功:FWへ入れば落として3人目を使う。入らなくても相手DFを前へ動かし、背後の道を開ければ価値があります。
用語より、見る対象と選択肢を段階的に増やす
年齢は目安です。同じ学年でも経験差があるため、相手を見て選択を変えられるかで調整します。
相手の真後ろから出る
コーンの後ろに隠れると届かないことを実演し、横へ一歩ずれて受けられれば成功。前を向く、落とす、3人目まで一度に求めません。
声かけ:「かくれんぼをやめて、味方から見える?」
前か、戻すかを選ぶ
守備者が離れたらターン、近ければ落とす関係から始めます。最初は守備者へ「離れる」「密着」を指定し、見分けられたら自由にします。
声かけ:「後ろが来たら、どこへ逃がせる?」
受けた後の成果を見る
出し手の圧力、相手間の距離、ターン後の次のDFまで含めます。ライン間で受けること自体を成功にせず、シュート、ラストパス、外への展開、保持へつながったかを見ます。
声かけ:「相手を動かすために、いつ入り直す?」
相手の影から出る関係を、8対8の判断へつなぐ
狭すぎて認知前に奪われるなら広げ、守備者が届かず簡単なら狭めます。タッチ制限は最後です。
1道を作る相手の影から出る3対1パス
目的・設営
目的:出し手から見える位置へずれる感覚をつかみます。両短辺に出し手を一人ずつ、中央に受け手一人と守備者一人。短辺同士が中央の受け手を経由して往復します。
進め方
守備者はパスコースを消し、奪ったら出した選手へ返します。最初は歩きに限定。慣れたら自由にし、受け手はワンタッチの落としと、ターンして反対側へつなぐプレーを選びます。
よくある失敗
受け手が近づき続け、相手まで出し手へ連れてきます。「近づく」ではなく「線から相手を外す」が目的です。道が開かなければ、出し手も横へ運びます。
難易度調整
易:14m×12m、守備者は中央4m帯のみ、受け手2タッチ以上。
難:10m×8m、受け手2タッチ以内、短辺の出し手も左右へ動く。
声かけ:「近づく前に、どちら側へ出ると味方から見える?」
2瞬間と出口を選ぶ4対2+ライン間の受け手
目的・設営
目的:ボール移動中に入り直し、ターンと落としを選びます。外側に攻撃4人、中央に受け手1人、守備2人。中央に幅14m×奥行き5mのゾーンを示します。
得点
受け手から反対側へつながれば1点。受け手が落とし、別の外側選手が受けてから反対側へつないでも1点。二つの得点方法で無理なターンを強制しません。
よくある失敗
受け手がゾーン中央で待ち続けます。「右から左へ動く間、相手の反対側へ入り直せる?」と促します。縦だけを狙って詰まるなら、横パスで相手を動かします。
難易度調整
易:最初の2本は守備者がカットしない、奥行き7m、外側はタッチ自由。
難:奥行き4m、受け手2タッチ以内、得点後に別ゾーンへ移動。
声かけ:「背後が離れたら前。近ければ、誰を前向きにする?」
3近く・間・奥を作る3ゾーンの5対4前進ゲーム
目的・設営
目的:手前、ライン間、背後の高さを作り、縦パス後も前進します。30m×20mを10mずつ3ゾーンへ分け、両端に幅3mのドリブル通過ゴールを二つずつ置きます。
得点
中央で受けて前を向き、次ゾーンへ進めば2点。中央で落とし、別の選手が前向きで進んでも2点。外側から直接進めば1点とし、縦パスを強制しません。
よくある失敗
攻撃5人が中央へ集まります。自陣の出し直し、間で受ける、背後を取る役割へ分け、移動後は入れ替わってよいと伝えます。中央が閉じたら外の1点も正解です。
難易度調整
易:幅24m、守備3人、中央に攻撃フリーマン。
難:幅18m、前進後5秒以内に通過、奪った側も反対へ攻める。
声かけ:「近く・間・奥を誰が作る? 中央が閉じたら何が空く?」
4試合へ移す8対8の縦パス選択ゲーム
進め方
基本は通常のゲームです。1本目だけ中央の観察ゾーンで受けた選手からシュートへつながれば1点加えます。ただし、中央が閉じているのに無理へ入れたプレーは良い判断と評価しません。
2本目は加点を外し、同じ現象が自然に出るか確認。3本目は課題を説明せず試合に近づけます。条件を外すと消えるなら、ルールを攻略しただけかもしれません。
よくある失敗
全員が中央へ急がせます。「中央が閉じたとき、どこが空く?」と問い、外や背後への前進も認めます。受け手が相手を引きつけ、外を開けた場面も評価します。
難易度調整
易:幅38m、守備開始位置を下げ、最初のタッチだけ奪わない。
難:50m×68mに近づけ、加点をなくし、奪った側は8秒以内にシュートを狙う。
声かけ:「縦を開けるために、今どこを使う?」 ※独自の加点や観察ゾーンは公式競技規則ではありません。
難しすぎるときは、この順で一つずつ変える
いきなり相手なしへ戻す前に、判断が残る条件で成功の余地を作ります。
縦横を2〜3m広げ、見る時間とパス角度を増やす
守備者の開始位置を受け手から1〜2m離す
守備者を一人減らす、または移動範囲を限定する
攻撃側へフリーマンを一人加える
最後に相手なしで確認し、できたら守備を戻す
簡単すぎる場合は逆に、まず守備者の制限を外し、次にコートを少し狭めます。2タッチなどの制限は最後です。早く制限すると、周囲を見る前に手放すだけになることがあります。
80分で「見える」から試合の判断まで
初回は「相手の影から出る」「背後が近ければ落とす」の二点に絞っても十分です。
対面パス+コーンの影からずれる
出し手から両足が見えるか
練習1:相手の影から出る3対1
一直線になった後、自分で位置を直せるか
練習2:4対2+ライン間の受け手
背後の状況でターンと落としを変えられるか
練習3:3ゾーンの5対4前進
近く・間・背後の高さが同時にあるか
練習4:8対8の選択ゲーム
中央が閉じたら外を選び、次に中央を開けられるか
選手の言葉で振り返る
「いつ受けやすかった?」を本人の情報で確認
週末の試合では縦パス本数だけでなく、受け手が見える位置を作った回数、出し手が前を向いた瞬間、中央が閉じたとき外を選べた場面を記録します。
答えを叫ぶより、原因を一つだけ再現する
長く止めず、一つの問いを渡したら同じ位置からすぐ再開します。
受け手が相手の後ろに隠れ続ける
原因:近づけば受けられると思う、相手を見ていない、出し手の視点が分からない。
修正:出し手の後ろから受け手を見せ、横へ一歩ずれた前後を比較。すぐ同じ場面を再開します。
声かけ:「ボールへ近づく前に、味方から見える場所はどこ?」
早く入り、相手に捕まる
原因:良い場所へ早く行くことが正解だと思い、ボール移動の時間を使えていません。
修正:最初は相手の横に立ち、横パスが出た瞬間だけ二歩入る条件をつけ、成功後に外します。
声かけ:「ずっと空くより、いつ現れると相手は困る?」
受けると毎回、無理にターンする
原因:前を向くプレーだけが褒められ、返球を失敗だと感じています。
修正:背後が密着した状態を作り、落として味方が前向きになれば2点。二つの成功基準を置きます。
声かけ:「自分が前を向けなくても、誰を前向きにできる?」
出し手が縦パスばかり狙って失う
原因:加点ルールが目的になり、相手の状態を見ていません。
修正:加点を外し、中央が閉じたら外からの前進も同じ価値に。相手が動いた次に中央を狙います。
声かけ:「縦を開けるために、今どこを使う?」
パスは通るが、その次がない
原因:周囲が見届け、落とし、追い越し、幅の取り直しを準備していません。
修正:縦パスの瞬間に静止し、受け手の前・横・後ろの出口を確認。次は止めずに再現します。パス後の動き直しも補助になります。
声かけ:「前を向けなかったら、誰が助けられる?」
形だけ速く見せても、判断は育たない
大人の指示で一時的に通すことと、選手が試合で選べることを分けます。
相手が動いてもマーカー上に残ります。導入後は相手との関係で選ばせます。
見えなかったのか、見たうえで使わなかったのか、理由を分けます。
背後が近いなら落としが良い判断。確認と強制は別です。
速く見えても、見る前に返す習慣になり得ます。目的を説明して最後に追加。
一回の介入は一つの問いへ。複数の原因はセット間に整理します。
縦パス成功数より、判断が残した前進を見る
勝敗や成功率だけで見えない、パス前・受ける直前・周囲の連動を記録します。
| 局面 | 観察する行動 | 成功として認めたい例 |
|---|---|---|
| 局面パス前 | 観察受け手が相手の影から外れたか | 成功例パスが来なくても相手を動かし、別の道を開けた |
| 局面出し手の準備 | 観察前を向き、必要なら運んで角度を変えたか | 成功例狭い縦をやめ、横パスで次の縦を作った |
| 局面受ける直前 | 観察背後と次の味方を見たか | 成功例相手が近いと分かり、ワンタッチで落とした |
| 局面受けた後 | 観察ターン、落とし、横、保持を選び分けたか | 成功例前進できなくても残し、相手を動かした |
| 局面周囲の連動 | 観察幅、背後、落としの出口があったか | 成功例受け手へ二方向の助けを作った |
「もっともらいなさい」より、ボールが来る前の行動を見つける
ライン間の選手は、触れない時間にも相手を動かしています。「もっとボールをもらいなさい」とだけ伝えると、味方へ近づき続け、かえって道を狭くする場合があります。
「パス前に相手の横へ出ていたね」「前を向けないとき戻して、次に走り直せたね」と、観察できた行動を伝えてください。「あのとき後ろは近かった?」「外には誰がいた?」と本人が見ていた情報を聞くと振り返りになります。
失敗後に中央へ入らなくなっても、消極性だけが原因とは限りません。要求しても来なかった、受けて奪われた、助けがなかったなど複数の可能性があります。試合直後は気持ちを受け止め、技術的な整理は話せる状態になってからで十分です。
パスを入れることではなく、相手を動かしてゴールへ近づく
縦パスが入らないときは、出し手のキックだけでなく、道・瞬間・出口を確認します。受け手は相手の影から外れ、ボール移動中に入り直し、出し手が蹴れる状態かを見ます。
受けた後は背後の圧力に応じてターンと落としを選びます。周囲は幅、背後、落としを同時に作り、中央が閉じたら外を使って次の縦を開けます。
- 1道:相手の影から外れ、見える線を作る。
- 2瞬間:出し手が蹴れる時機に入り直す。
- 3出口:ターンと落としを同じ価値で持つ。
- 4目的:縦を強制せず、相手ゴールへ近づく。
ライン間と縦パスでよくある質問
指導者・保護者が迷いやすい点を、短く整理します。
ライン間で受けるのは中央MFだけですか?
低学年にも「ライン間」と教えてよいですか?
縦パスは強く蹴るほど通りやすいですか?
ライン間で受けたら必ず前を向くべきですか?
試合で縦パスが一本も入らなければ、練習失敗ですか?
出典・位置づけ・画像
確認日:2026年10月10日。公式規則、研究知見、本記事独自の指導提案を区別しています。






コメント