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クサビのパスがわかる!プロも使う「守備を崩す」ための一手|図解で納得!攻撃のスイッチを入れる方法

紹介
サッカーの「クサビ」とは?プレーの目的から上達のコツまで徹底解説

サッカーの「クサビ」を完全理解

「クサビのパス」とは何か?

サッカー観戦がもっと面白くなる、攻撃の起点「クサビ」。この記事では、その基本からプロの技術まで、誰にでも分かりやすく解説します。

1. クサビとは?攻撃のスイッチを入れる縦パス

結論として、「クサビのパス」とは、相手のディフェンスラインとミッドフィルダーラインの間にいる味方選手へ送る、鋭い縦パスのことです。このパスが相手の守備陣形に「クサビ」を打ち込むように見えることから、その名が付きました。守備を固める相手に対して、中央から攻撃の突破口を開くための非常に効果的な戦術です。

例えば、自陣でボールを回しているだけでは、相手の守備ブロックを崩すことはできません。しかし、このライン間にいるフォワードの選手へ1本「クサビのパス」が入るだけで、相手守備陣は一気に混乱し、ゴールへの道が拓けます。アンドレス・イニエスタ選手などは、このパスで数々の決定機を演出しました。

▲DFラインとMFラインの間にパスを打ち込むイメージ

2. クサビの目的と4つの主要なメリット

クサビのパスは、単に前線へボールを送るだけではありません。チームの攻撃に多様なプラス効果をもたらします。ここでは主な4つのメリットを紹介します。

🎯

守備ブロックの破壊

相手の守備ライン間にパスを通すことで、コンパクトな守備陣形に穴を開け、混乱させることができます。

攻撃のスピードアップ

横パスやバックパスが続く停滞した状況から、一気にゴール方向へ攻撃のスイッチを入れることができます。

スペースの創出

パスの受け手に相手DFが引きつけられるため、その背後や周囲に新たな攻撃スペースが生まれます。

ゴールへの直結

ゴールに近い危険なエリアで前を向く選手を作れるため、シュートや決定的なパスにつながりやすくなります。

3. 成功の鍵:出し手と受け手の専門スキル

出し手に求められる3つの能力

  • 判断力とビジョン: 相手守備のズレや、受け手となる味方がフリーになる瞬間を的確に見抜く視野の広さ。
  • パスの精度と質: 狭いスペースを正確に通す技術。受け手がトラップしやすいように、強すぎず弱すぎない絶妙なスピードのパスが求められます。
  • 偽装の動き: パスを出す直前に相手の意表を突くモーションを入れるなど、パスコースを読まれないための工夫。

受け手に求められる3つの能力

  • 位置取り(ポジショニング): 相手の視界から消え、ライン間でパスを引き出せる絶妙なポジションを取る能力。
  • ファーストタッチ: 相手のプレッシャーを受けながらも、次のプレー(ターン、キープ、パス)にスムーズに移行できる正確なボールコントロール。
  • 身体の使い方(ポストプレー): 相手を背負いながらボールを確実にキープし、味方の上がりを待つためのフィジカルの強さと技術。

4. 実践:クサビが活きるプレーの流れ

クサビのパスは、一連の攻撃の流れの中で使われることで最大の効果を発揮します。ここでは、典型的な攻撃パターンをステップで見ていきましょう。

STEP 1

ボランチがボールを保持

STEP 2

FWへクサビのパス

STEP 3

FWが落としのパス(レイオフ)

STEP 4

走り込んだMFがシュート

この流れが典型的な例です。STEP2のクサビのパスによって相手DFがFWに引きつけられるため、STEP3でFWがボールを落とした先(主に2列目のMF)がフリーになり、決定的なチャンスが生まれます。このように、クサビは単独のプレーではなく、チーム全体で連動することで強力な武器となるのです。

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