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サッカーの「残留」とは?意味から降格ルール、個人残留まで

解説





そもそもサッカーにおける「残留」とは?Jリーグの熱い戦いを解説します

「残留(ざんりゅう)」という言葉、サッカーファンにとってはシーズン終盤になると非常によく耳にする、緊張感漂う言葉ですよね。

結論から申し上げますと、サッカーにおける「残留」とは、「所属するリーグから降格せずに、来シーズンも同じリーグで戦う権利を得る」という意味です。

例えば、日本のプロサッカーリーグであるJ1リーグに所属するチームが、シーズン終了時にJ1に留まることを「J1残留」と呼びます。

なぜこの「残留」がこれほどまでに注目されるのでしょうか。
それは、多くのプロサッカーリーグが「昇格・降格制度」を採用しているためです。この制度がある限り、リーグに「留まる」ための熾烈な戦い、すなわち「残留争い」が必ず発生します。

この記事では、サッカーの「残留」の意味、なぜ残留争いが起きるのか(降格の仕組み)、そして残留するために必要な目安や、選手個人に関する「個人残留」という言葉まで、詳しく解説していきます。

なぜ「残留」を目指すのか?Jリーグの「降格」の仕組み

チームが必死に「残留」を目指すのは、その反対である「降格(こうかく)」が非常に厳しい結果をもたらすからです。
降格とは、所属しているリーグ(例:J1)から、下のカテゴリーのリーグ(例:J2)へ落ちてしまう制度を指します。

2024年シーズン J1リーグの降格ルール

「残留」を理解するには、まず「降格」のルールを知る必要があります。
2024年シーズンのJ1リーグを例に見てみましょう。

2024年からJ1、J2、J3のチーム数がそれぞれ20チームに統一されました。
それに伴い、J1リーグの降格ルールは以下のようになっています。

J1リーグ(20チーム)

  • 降格枠: 3チーム
  • ルール: シーズン終了時の順位が下位3チーム(18位、19位、20位)のクラブが、J2リーグへ自動降格します。

2023年までは、J1の16位チームとJ2の昇格プレーオフ勝者による「J1参入プレーオフ(入れ替え戦)」がありましたが、2024年からはそのプレーオフがなくなりました。
つまり、シーズン終了時の順位だけで「残留」か「降格」かが決まる、よりシビアなルールに変更されています。

17位のチームまでは「J1残留」となりますが、18位になった瞬間「J2降格」が決定するのです。

降格がクラブに与える深刻な影響

もしJ2へ降格してしまった場合、クラブは多大な影響を受けます。

  • 経営面: J1とJ2では、リーグから分配される放映権料などの「分配金」に大きな差があります。J1に比べてJ2は金額が低くなるため、クラブの収入が大幅に減少します。
  • スポンサー: 「J1」であることに価値を感じて契約しているスポンサーが、契約額を減らしたり、撤退したりする可能性があります。
  • 選手流出: より高いレベルでのプレーを望む主力選手が、他のJ1チームや海外チームへ移籍してしまうリスクが高まります。

このように、降格はクラブの経営やチーム編成に直接的な打撃を与えます。だからこそ、J1のチームにとって「J1残留」は、優勝争いと同じくらい、あるいはそれ以上に重要なミッションとなるのです。

J1残留には何ポイント必要?「残留ライン」の目安

「残留」か「降格」かは、シーズンを通して行われるリーグ戦の「勝ち点」によって決まります。

  • 勝ち: 3点
  • 引き分け: 1点
  • 負け: 0点

この勝ち点の合計で順位を争いますが、シーズン終盤になると「残留するには、あと勝ち点がいくつ必要なのか?」という「残留ライン」が注目されます。

「勝ち点40」は安全すぎ?平均的な残留ライン

よく「残留ラインの目安は勝ち点40」と言われることがあります。もし勝ち点40を稼げば、ほぼ確実に残留できると言われてきました。

しかし、過去のデータを見ると、必ずしも40点が必要というわけではありません。
J1が18チーム制で、下位3チームが自動降格だった2009年〜2023年(2020年・2021年のコロナ特別ルール時を除く)のデータを見てみましょう。

  • J1残留(15位)の平均勝ち点: 36.8点
  • J2降格(16位)の平均勝ち点: 34.3点

データ上では、「37点」あたりが残留か降格かを分ける、ひとつの平均的なラインとなっていたようです。

勝ち点34がデッドラインだったシーズンも

もちろん、これは平均値であり、年によって残留ラインは変動します。
勝ち点34でも残留できたシーズンもあれば、それ以上でも降格したシーズンもあります。

例えば、2014年シーズンは、15位で残留した清水エスパルスの勝ち点が36だったのに対し、16位で降格したセレッソ大阪は勝ち点34でした。この年は35点あたりがラインだったと推測されます。

2024年シーズンはJ1が20チーム制(3チーム降格)となったため、この「残留ライン」がどう変動するかは未知数です。過去の20チーム制(2005年〜2008年)のデータでは、残留ラインが39点近くになったこともあり、18チーム制の時よりも多くの勝ち点が必要になるかもしれません。

この「勝ち点」の計算が、シーズン最終盤の「残留争い」を劇的に盛り上げる要因となっています。

もう一つの「個人残留」とは?サッカー選手個人のステップアップ

ここまでは「チーム」としての残留について解説しました。
しかし、サッカーファンの間では「個人残留(こじんざんりゅう)」という言葉も使われます。

これは、「チームは降格してしまったが、そのチームで活躍した選手が、降格しなかった他のJ1チームや、さらに上のカテゴリー(海外など)へ移籍する」ことを指す俗語です。
チームと共にJ2へ降格するのではなく、選手個人はJ1の舞台に「残留」した、というわけです。

降格チームからJ1へ移籍した具体例

降格争いをしているチームは、当然ながらシーズンを通して苦しい戦いを強いられます。しかし、その中でも個人の能力を高く評価され、ステップアップを掴む選手は少なくありません。
クラブのスカウト(選手を探す担当者)は、チームの順位に関係なく、個々の選手のパフォーマンスをチェックしているからです。

以下に「個人残留」を果たした選手の例をいくつか紹介します。

選手名 移籍前 (降格シーズン) 移籍後 (翌シーズン) カテゴリ
遠藤 航 湘南ベルマーレ
(2014年 J1・18位で降格)
浦和レッズ (J1) J1 → J1
毎熊 晟矢 V・ファーレン長崎
(2018年 J2・18位で降格)
セレッソ大阪 (J1)
※2022年に移籍
J2 → J1
(ステップアップ)
オルンガ 柏レイソル
(2018年 J1・17位で降格)
柏レイソル (J2)
※個人残留せず
J1 → J2

※オルンガ選手は2018年にJ1で降格を経験しましたが、チームに残り、翌2019年にJ2で得点王となりJ1昇格に貢献しました。このように、必ずしも「個人残留」を選ぶわけではなく、チーム愛や様々な事情が関係します。

遠藤航選手(現リヴァプールFC)のように、チームが降格しても個人の評価は落ちず、すぐにJ1の強豪クラブへ移籍した例は、「個人残留」の典型と言えます。

まとめ

サッカーにおける「残留」とは、単に「リーグに残る」というだけでなく、クラブの経営、選手のキャリア、そしてファンの誇りを守るための、非常に重要で過酷な戦いです。

  • 残留とは: J1などの所属リーグから降格せず、来季も同じ舞台で戦うこと。
  • 降格の仕組み: J1(2024年)では、20チーム中の下位3チーム(18位〜20位)がJ2へ自動降格します。
  • 残留ライン: J1(18チーム制時代)の平均では「勝ち点37」あたりが安全ラインの目安でした。
  • 個人残留: チームが降格しても、選手個人がJ1の他チームなどに移籍し、J1の舞台に残り続けること。

シーズン終盤、優勝争いとは別の場所で繰り広げられる、この「残留争い」。
チームのすべてを懸けたドラマに、ぜひ注目してみてください。

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