『FBとれとれ』では練習メニューの紹介などを中心に、サッカーを考える様々な人のサポートをしていきたいと考えています。
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練習メニュー紹介
練習メニューは目の前の選手たちの課題から、コーチ自身がどのような練習をするのがいいのを考えることが大切です。
忙しい中、コーチをされている方々が練習を考える一助になれればと思います。
2対2対2
このメニューを私が行う場合は、ポゼッションと切替の部分を意識する際に使います。
・選手の技術によって、タッチ制限を課すことも有効
・奪った後はフリータッチOKなどルールも考えられます
・私の場合は2タッチ連続禁止の2タッチ以内とかのルールや同じ色にパスできないなどのルール付をすることがよくあります
<オーガナイズ>
・中学生以上であれば1辺8m以上がいいのではないかと思います。
・攻撃の部分にフォーカスを置くか守備の部分にフォーカスを置くかで、大きさは変わってきます。
・プレー時間は2分〜3分でテンポ良く回す方がよい
・小学生の場合は、6~8m程度がちょうど良いのではないでしょうか
ルールは目的を意識させるための補助として使うものなので、理由なく難しくしても意味がありません。
私の場合は切替を意識させながら、短い時間で区切ってセッションを行なっていくことが多いです。
その上でボールを持っていない時の準備や体の向きなどを確認できるのがこのメニューだと言えます。
- 切替のスピード
- ボールを奪われない(ポゼッション)
- 攻守の切替がある中で、観るもの・認知をブラさない
- 止めて蹴るの質
4対2 ライン越え
このメニューは、ギャップとDFの脇を取る意識をつける際に私は行います。
・選手の技術によって、タッチ制限を課すことも有効
・ラインを越えた後の最初のパスは1タッチなどにすることでサポートの意識なども意識させることが可能です
・DF役は時間で交代にします
・ラインの越え方も持ち出しで越えていいか、パスのみでしか越えられないかなどの制限をかけることで、どのようなシチュエーションなのかを意識させることが可能です
<オーガナイズ>
・中学生以上であれば幅10~12m、縦6~8mを2つ繋げたグリッドがいいのではないかと思います(実質10〜12m×12〜16m程度)
・プレー時間は2分〜3分でテンポ良く回す方がよい
重要なのは、DFにギャップと脇の両方を意識させることで、DFを迷わせ守備をしにくくさせることです。
その中で、ボールをテンポ良く動かすことで、より相手を困らせ、ボールを奪われにくくすることが重要になります。
2人のDFの間に立つ選手を上手く使いながらプレーすることを理解し、最終ラインから中盤のゾーンでのボール回しをスムーズにすることが目的です。
- 前に進むことを意識しながらボールを動かす
- DF2人のギャップを意識しながら、ポジションをとる
- ラインを越えた後にもプレーを切らずにサポートし続ける
育成年代での上達はボールを蹴っている回数に間違いなく影響を受けます。ボールをいっぱい触ることも忘れないでください。
ただし、まだまだ練習の中で何を意識してやればいいのかを意識できていないプレーヤーが多くいるのは、事実だと思いますので、そういった部分を意識できるようになれば、もっともっとサッカーが楽しくなると思いますので、コーチも選手ももっと練習と向き合ってみてはいかがでしょうか。
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