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4対2について
サッカーにおいて4対2のトレーニングはよく行われる練習メニューでありますが、案外選手は感覚的に行っていることが多く内容を理解できていないことがよくあります。
ここでは、4対2の時に意識することの例を少し紹介し、理解を深めることの助けになれればと思います。
大前提として意識すること
多くの場合、W-upとしてこのメニューを行うチームが多いと思います。
大前提として、状況の変化を認知しながら、止めて蹴るの部分をぶらなさないという部分が練習の主眼に置かれることが多いように思います。
その上でボールを持っていない時の準備や体の向きなどを確認できるのがこのメニューだと言えます。
- 止めて蹴るの部分をブラさない(オンの技術)
- ボールを持っていない時の準備(オフザボール)
- 体の向きや、ボールがない時に観ておくものの整理
コーチングによって変化させられる部分も大きい
この4対2のメニューはコーチ側のルール設定や声がけで内容を様々な変化をさせることができるメニューになります。
コーチはチームのコンセプトやその日の練習のテーマに沿って、ルール設定や声掛けをすることで選手に意識させたいことを伝えることが可能になります。
例えば、ボールを仲間にパスしたら、ボールホルダーによることを意識することで、常に相手に対して2対1を作ることを意識することができるようになります。
また、相手を挟むようなポジションを取ることで、相手のDFに守る位置を迷わせ、素早い移動ができないように制限をかけることができます。このような立ち方はビルドアップの際に有効になることが多い立ち方なので、そのような練習をする前などに意識をさせておくとその後の練習がスムーズになります。
- コーチはルールや声がけで、選手に落とし込むことを変化させることができる
- 例1:パスした後によることで1stDFに対して2対1を作ることを意識させる
- 例2:相手を挟むように立つことで、相手を迷わせることができる(ビルドアップなどの時に有効になる)
育成年代での上達はボールを蹴っている回数に間違いなく影響を受けます。ボールをいっぱい触ることも忘れないでください。
ただし、まだまだ練習の中で何を意識してやればいいのかを意識できていないプレーヤーが多くいるのは、事実だと思いますので、そういった部分を意識できるようになれば、もっともっとサッカーが楽しくなると思いますので、コーチも選手ももっと練習と向き合ってみてはいかがでしょうか。
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